今回は、短大の客員教授である老舗料亭「菊乃井」の堀知佐子先生にお越しいただき、アジの南蛮漬けを教えていただきました。

魚の三枚おろしは入学してから数回経験があるものの、上手にさばけるようになるまでには何回も練習することが必要です。堀先生は、出刃包丁のことから魚の体の構造まで、魚をさばくうえで必要な知識を丁寧にわかりやすく説明してくださいました。

魚の頭を切り落として三枚に下ろしていた今までの方法とは異なり、まずはエラを取り除く作業から。出刃包丁の使いこなしも難しく、なかなかうまくできません。しかし今回は1人2尾練習できるので、1回目にうまくできなくても2回目に再びチャレンジ。少しずつではありますが、コツがつかめてきたようです。

1人2尾さばいた後は、ピーマンやパプリカなどの野菜と一緒に南蛮漬けに。高3生は卒業まであとわずか。魚さばきも練習を重ねて腕を磨いていきたいと思います。