今年度クッキングコース2年生のテーマは「和食文化」ですが、「食」に携わる仕事をしている人にインタビューをするというのも学びの大きなテーマの一つとしています。

今回は、その第1回目。中学校の英語教師から転身して神奈川県の逗子で漁師をしている方にお話をうかがいました。中学教師から漁師への転身と聞くと、「全然違う世界なのに何でだろう?」と思いますが、たくさんの失敗と人との出会いを通じて「人、自然、生き物・自然環境に目を向ける」「人は一人では生きられない」「みんなが笑顔になる」生き方をしたくなり、私たちの「食」を支えてくださっている「漁師」という仕事にたどり着いたのだそうです。

インタビューのあとは、逗子で獲れたアジを1人1匹三枚おろしに。「ぜいごってどうやって取るんだろう?」「骨と身の間に包丁を入れるのが難しい!」生徒たちは悪戦苦闘しながらも、頑張って大きなアジを三枚におろします。おろしたアジはトマトソース仕立てのムニエルにして食べました。

進路について色々と考え始める時期の高校2年生。同じ時期にたくさん悩んだという人生の先輩の話の話に真剣に耳を傾けていました。