新渡戸文化高等学校

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教員ブログ

「第68回全国高等学校フィギュアスケート競技選手権大会」を訪れて

 先日スケート部の顧問として、名古屋の笠寺にあるインターハイ会場を訪れました。何度かスケートの大会を見学したことはありましたが、最初から最後まで会場にいたのは今回が初めてでした。選手たちは違う学校でもお互いに挨拶しあい、体調をはじめ様々な話をして交流していました。また、お互いがライバルであるのにリンクにエールをおくっていました。私なら、「あの人がリンクで失敗して、自分の点数の方が上になればいいのに」などと思ったりしないのかと、疑問に思ったりしましたが、アスリートならではの感情抑制と精神のコントロール・核となるものがあるのでしょう。

 名古屋市のマンホールには、アメンボのデザインがされていました。この虫は水の上をスイスイ滑るように移動します。まるで、氷上を滑るフィギュアスケーターのようではありませんか。このことを選手たちに教えてあげましたが、いま一つの反応でした。私はリンクの上でもないのに、滑ってしまいました。

 最後に社会科らしいお話を一つ。消火栓のマンホールは名古屋城のシャチホコでした。今も昔も火事除けの象徴なのです。

 

社会科 吉田