新渡戸文化高等学校

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傘を楽しむ

東京都が梅雨入りした。この時期になると授業で傘の話をすることがある。傘の形は基本構造が古今東西ほぼ同じで、あの形が完成形といわれている。これだけ科学技術が進んでも、あの形を超える傘が出てこないのが、あの形にたどり着いた当時の人たちのすごさを再認識させられる。

現在の世代も努力は続けている。柄を手に持たないで脇に挟む傘、ドローン傘、頭からかぶる傘はもはや笠?、しまう時に反対側に閉じる傘、色々である。紹介した傘に興味のある人は調べてみよう。湿気が多くうっとおしい季節だが、傘を楽しむことで、気分も少しは上向くかもしれない。

おととい、強風が吹くとあえて折れ、その後もきちんと使うことができる傘を購入した。役立つ時が来るのを、少し待っている自分がいる。

社会科 吉田