新渡戸文化高等学校

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「正倉院の世界」展を訪れて

先日、上野にある東京国立博物館の平成館で開催中の、「正倉院の世界」展を見てきました。

思っていたより空いていたので、ゆっくり見ることができました。色々印象に残りましたが、やはり「螺鈿紫檀五弦琵琶(らでんしたんごげんのびわ)」と「蘭奢待(らんじゃたい)」でしょうか。螺鈿紫檀五弦琵琶は螺鈿細工の他に、べっ甲を使っていたことは知らなかったので、学習になりました。会場では復原した同琵琶の音色が流れており、天平音楽の一端に触れたような気がしました。

蘭奢待は室町幕府8代将軍の足利義政と、織田信長、明治天皇が切り取った場所がわかるようになっていて、非常に興味深く見ることができました。展示会全体から、当時のアジアと日本との深いつながりを感じました。蘭奢待はミュージアムショップで、形を模した箸置きやマグネットを販売しているの見て、いいアイデアだと感じました。銀薫炉(ぎんくんろ)のキーホルダーが気に入ったので購入しました。授業で活用する日が楽しみです。

社会科 吉田