新渡戸文化高等学校

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新渡戸文化高等学校が目指すオンライン授業① 〜なぜ、課題だけ配信する授業にしないのか?〜

オンライン授業を始めて2週間になります。この2週間は、オンライン授業の最上位目標を「命を守ること」と、「生徒にとって安心の居場所つくり」を目指して、生徒と先生で一緒に授業を作ってきました。

先生たちは、3月から勉強会を実施し、全職員がオンラインを活用した授業を実施できるようになりました。ご家庭の状況に応じて、学園の端末をお貸し、全校生徒のご家庭でオンライン授業が実施できるための準備を整えてきました。

このような取り組みの結果、今週から全校生徒全員でオンライン授業をスタートすることができました。オンライン授業を活用し、最上位目標の達成に向けて、生徒と先生の双方向性のコミュニケーションを重ねてきました。今週、主に対話のテーマとしてきた問いは「安心とは何か?」「あなたの大切な人は誰か?」「あなたが新渡戸文化学園の校長だったら、始業式や入学式でどんなスピーチをするか?」「オンライン授業でやってみたいことや、挑戦してみたいことは何か?」です。どれも答えのない問いです。この問いについて、全校生徒で「対話」を続けながら、毎日、安心して通う学校のような「居場所」を作り上げてきました。

生徒たちからの声としては、「先生たちや仲間たちの顔が見れて、声が聞けて安心した。」「チャットでコメントができるので、今まで以上に心配ごとや悩みを、先生たちに伝えることができるようになって嬉しい」「今までと違う授業スタイルでワクワクする」などの声が返ってきています。また、本校のオンライン授業のイメージについて、本校の美術コースの生徒たちが、作品にしてくれました。ご紹介します。