新渡戸文化高等学校

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新渡戸文化高等学校が目指すオンライン授業② 〜「学び」を大切な人に「伝える」〜

今、学ぶべき内容は何か?、オンライン授業を通じて、生徒ともに考えた結果、コロナウイルス(COVID-19)について学ぶことにしました。教科書は、京都大学iPS研究所所長・山中伸弥教授が開設しているHPを活用させていただきました(https://www.covid19-yamanaka.com)

この授業で目指した最上位目標は、「全員が当事者意識を高める」ことです。HPを読み込み、大切な人に伝えたい内容をまとめ、学年ごとにその学びを共有し、メタ認知をしながら、学びを深めていきました。その結果、この「学び」を大切な人に「伝えたい」という声が生徒たちから提案され、作品やアイデアを学園のホームページで発信することにしました。

コロナウイルスに関する学びと、「自分の好きなこと・挑戦したいこと・強み」を掛け算させたメッセージです。STAY HOMEしながら高校生になったのでネイルやお化粧をしてみたい、なかなかできなかった料理に挑戦してみたい、祖父母に電話をしたい、子どもたちに専門用語を使わないで伝えたい、家族との楽しい思い出を振り返る時間にしたい、普段なかなか感謝を伝えることができない親に手の込んだお菓子を作って感謝を伝えたい、家カフェに挑戦したい、と様々な個性が溢れる作品が作り出されました。授業中に「大切な人とは誰か?」と話し合っている中で、今、この時も現場で尽力している方々を想像し、医療従事者や、政府関係者、そして、保育園関係者や、配達業者など、様々な人たちに感謝する学びともなり、その方々を応援する作品を制作する生徒もいました。

作品は、まだまだ作成中です。来週も発信させていただきます。