節分といえば……?
今日の給食では福豆が提供されました。来たる2月3日は節分です。
さて、皆さんは節分といえば何を連想しますか?
歳の数だけ食べる「福豆」、その年の恵方を向いて食べる「恵方巻き」、「節分粥」など、ハレを彩る行事食は各地域や家庭で様々ですね。
今日は恵方巻きについて触れてみたいと思います。恵方巻きは起源に不明瞭な点が多く、諸説ありますが、江戸時代以降に大阪で生まれた風習だと言われています。
近年、恵方巻き商戦が加熱し、大手百貨店やコンビニなどで見かけることが多くなりました(個人的には「インスタ」をはじめとするSNSの発展と関連があるような気がしています。)。それに伴い、売れ残ってしまった「大量廃棄」の問題も表出しました。恵方巻きになる前の卵焼きやウナギなどの材料が大量に廃棄されたことさえあったそうです。
日本の食文化を守ることも大切ですが、流行にとらわれるあまりに食べ物を廃棄してしまっては本末転倒です。
限りある食資源を大切に。ひとりひとりが出来ることは少ないかもしれないけれど、心の片隅に置いておきましょう。
家庭科・井上