新渡戸文化高等学校

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インフルエンザの流行

今年もインフルエンザが流行しています。この時期のインフルエンザは受験生の皆さんにとって、最大の敵かもしれません。既に予防接種を受けられた方も多いと思います。自分も、昨年は予防接種をする直前に罹患した経験から、今年は早めに娘と予防接種を受けました。

このインフルエンザ、医学が発達した今日では、インフルエンザで死亡したという話はほとんど聞きませんが、かつては、インフルエンザが原因で多くの人が亡くなっていました。第一次世界大戦中の1918年から19年にかけて世界的に流行した「スペインかぜ」では、日本でも40万人前後の人が死亡したと言われています。その中には、東京駅の駅舎を設計した建築家・辰野金吾もいます。更に遡ると、江戸時代に名横綱と言われた谷風もインフルエンザで死亡したと言われています。

医師をしている学生時代の同級生何人かに聞いたところ、インフルエンザにはマスクは予防にならず、うがいも20分おきにすれば効果があると言われているそうですが、1番の予防は手をしっかり洗うことだそうです(手首や指の間もしっかりと洗う)。

なかなか、20分に1回のうがいや人混みに行かないということは、生活をしている以上、なかなか難しいと思います。皆さん、是非、こまめな手洗いを忘れないようにして、インフルエンザの流行時期を乗り切っていきましょう。