career
進路・キャリア
新渡戸文化で描く、 未来へのキャリアデザイン
生徒たちはまず、新渡戸文化の学びの根幹となる3Cカリキュラムに基づいて、コアラーニングを通して認知スキルである基礎的な学力の向上に努めます。その後、クロスカリキュラムやチャレンジベースドラーニング(CBL)によって、自分が認知し切れていない非認知スキルを習得していきます。その過程で、幾度となく自分の目指す先やなりたい姿をイメージする機会に触れ、少しずつ自分という蕾を成長させ、やがて美しい花を咲かせていきます。 この高校3年間で、進路やその先の社会でどのように生きていきたいかを具体的に思い描き、「自分のしあわせを実現し、持続可能で平和な社会を創造する」という新渡戸文化学園が目指す人物像であるハピネスクリエイターになることを目指します。
1クロスカリキュラム
クロスカリキュラムでは、オンラインツールなども活用して本物の出会いにこだわっています。学校という枠を超えて世界中の人とつながり、さまざまな場所で体験を重ねることで、社会課題を「自分ごと化」していきます。
高1 〜 高2
新渡戸ポートフォリオの興味・得意・やってみたい・社会課題を考え、将来を考えていきます。クロスカリキュラムの時間の中で、他者との対話を通して自分と向き合います。
高2 〜 高3
新渡戸ポートフォリオから第一志望校を考え、志望理由を文章化していきます。3年間のコースの学びをポートフォリオとして夏休み前に発表し、進路に向けて準備を進めます。
2スタディツアー
自ら選択した旅先で、現地でしかできないことを経験し学ぶスタディツアー。それぞれの興味や関心の先にある本物の体験によって、社会課題は「自分ごと化」され、学びの目的はより明確に。 まさに「体験に勝る学びなし」を体現するこの旅は、生徒の人生を変える大きなきっかけとなります。
Pick Up三重県 志摩市民病院での実習
Pick Up岩手県 なかほら牧場での山地酪農体験
※行き先は変更することがあります。
これらの「学び」を、未来にどうつなげるか?
多様なアウトプットの機会
学び方を知り、知識の活かし方を体験する
新渡戸文化が重視するのは、学んだ知識をどう自分の未来や社会での行動につなげるか。学びの中で得た知識を人に伝えたり、意見を交わしあったりすることで、学びはどんどん深まっていきます。 各学期末には、学びの成果を総合的に表現する「アウトプット型テスト」を実施。教科ごとに出される課題に、プレゼンテーションや動画制作、プログラミング、コラム作成など、それぞれの生徒が興味や得意を活かし、自由なクリエイションと表現方法で取り組みます。
METHOD FOR ACHIEVING YOUR CAREER
キャリアデザインの実現を目指す 新渡戸文化独自のメソッド
日々の学校生活で自律型学習者として成長し、学ぶ目的や意欲を明確に持って進路を選ぶ本校の生徒たち。教員は、あくまで自律的な行動を促すサポート役です。たっぷりと用意された余白の中で、新渡戸文化独自のメソッドを用いて、思い描いたキャリアを実現するために生徒が自らの手で未来を切り拓いていくことを目指しています。
行事・プロジェクト活動
社会の幸せを目指したプロジェクト活動を通じて、キャリア(生き方)を積んでいきます。スタディフェスタなどの各行事で成功体験、失敗体験も共有する、将来につながるキャリアとなります。
プレゼンテーション三者面談
新渡戸ポートフォリオなど、授業と学校生活を振り返り、保護者や教師に向けて学びと進路についてのプレゼンテーションを行います。三者で対話をしていくなかで、進路意識を深めていきます。
大学訪問 WORK SHOP(高校)
大学での学びを授業体験、施設見学、入試説明を聞くことで、イメージを膨らませモチベーションを高めます。高校から大学への学びの継続性と広がり・深化のきっかけを探します。
出張授業 WORK SHOP(高校)
専門家の方から、深い知識と実践を教えて頂くことで、教科書の学習内容がより生きた学びにつながっていきます。
キャリア・ガイダンス
進学等の受験スケジュールと入試方式の理解、学校研究、情報収集の方法を始めとして、高校卒業後の生き方に視点を置いた進路ガイダンスを実施しています。
キャリア・ワークショップ
企業・大学訪問を実施し、高大社接続・高大連携の中でミスマッチのないキャリア形成を進めます。進路内定生徒、大学生、社会人を講師に、講演や対話ワークショップも実施しています。
CAREER PATH
これまでの学びを活かして それぞれが輝く場所を見つける
生徒の主体的な思考や学び、行動を常に大切にする授業や日々の活動、社会とつながるさまざまなカリキュラムによって、見つかるのは「なりたい自分」。卒業生たちは多彩なフィールドで羽ばたいています。
※2023年度卒業生アンケート結果より 進路内定先に対しての満足度調査で「進路先に非常に満足」「進路先を許容している」の回答率を合計
入試方式の割合
一般選抜を基盤に据え、生徒の適性に合った入試方式を勧めています。総合型選抜、学校推薦型選抜での進学者が多くいます。
入学先分野
コースでの学びに加え、クロスカリキュラムでの探究力を生かし、将来像の実現に向けて多様な分野に進学しています。
進路種別
4年制大学、短期大学、専門学校など、各自のキャリアデザインに沿った次のステップへ進んでいます。4年制大学への進学者が多くいます。
大学合格実績
国公立
- 東京藝術大
- 防衛大学校
難関大
- 慶應義塾大
- 上智大
- 国際基督教大
- 法政大
- 明治大
- 青山学院大
- 立教大
- 学習院大
- 立命館アジア太平洋大
- 國學院大
女子大
- 日本女子大
- 清泉女子大◎
- 昭和女子大
- 東京家政大
- 東洋英和女大
- 十文字学園女子大
医療・理系
- 埼玉医科大(医)
- 北海道医療大(歯)
- 城西大(藥)
- 東京医療保健大(看)
- 東京純心大(看)
- 松蔭大(看)
- 杏林大
- 東京農業大
- 日本獣医生命大
- 芝浦工業大
- 千葉工業大
- 帝京平成大
- 新渡戸文化短大 ◎
芸術系
- 多摩美術大
- 武蔵野美術大
- 女子美術大 ◎
- 東京造形大
- 東京工芸大
- 横浜美術大
- 宝塚大◎
- 文化学園大
- 東北芸術工大
- 京都芸術大
- 京都精華大
- 洗足学園音大◎
- 昭和音楽大
文系
- 成城大
- 明治学院大
- 日本大
- 東洋大
- 東京経済大◎
- 産業能率大◎
- 桜美林大
- 玉川大
- 神奈川大◎
- 淑徳大
- 武蔵野大
- 拓殖大◎
- 目白大
◎: 高大連携協定校 ※2020年度~2023年度実績(過年度生含む)
高大連携協定大学
麻布大学 / 神奈川大学 / さとのば大学 / 産業能率大学 / 女子美術大学 / 清泉女子大学 /洗足学園音楽大学/宝塚大学/拓殖大学 / 東京経済大学 / 東京女子体育大学 / 新渡戸文化短期大学
主な指定校制大学と人数枠
- 桜美林大学5
- 関東学院大学18
- 杏林大学5
- こども教育宝仙大学2
- 淑徳大学17
- 城西国際大学10
- 城西大学16
- 尚美学園大学36
- 白梅学園大学2
- 杉野服飾大学3
- 大東文化大学2
- 拓殖大学11
- 玉川大学14
- 帝京平成大学1
- 東京経済大学1
- 東京国際大学1
- 東京農業大学2
- 東京未来大学6
- 東洋大学1
- 日本獣医生命科学大学1
- 文化学園大学6
- 武蔵野大学3
- 目白大学12
- 東京医療保健大学2
- 東京純心大学1
- 三育学院大学若干名
- 東京工芸大学10
- 女子美術大学11
- デジタルハリウッド大学1
- 宝塚大学1
- 横浜美術大学2
- 日本女子大学3
- 昭和女子大学2
- 清泉女子大学5
- 大妻女子大学2
- 実践女子大学4
- 跡見学園女子大学9
- 東京家政大学16
- 女子栄養大学4
- 駒沢女子大学8
- 白百合女子大学3
- 東洋英和女学院大学8
- 川村学園女子大学8
- 相模女子大学18
- 東京情報デザイン専門職大学1
- 東京保健医療専門職大学2
- ビューティー&ウェルネス専門職大学1
- ビジネスブレイクスルー大学若干名
- Taylor’s University(マレーシア) 3
- 深圳大学(中国深圳)2
- 暨南大学日本学院(中国 広州)2
- 立命館アジア太平洋大学1
- 環太平洋大学1
※2023年度実績 ※年度によって変動することがあります。
MESSAGE FROM GRADUATES
卒業生からのメッセージ
挑戦を後押ししてくれた
仲間や先生の存在
国際基督教大学教養学部アーツ・サイエンス学科
探究進学コース修了 | H.Tさん
高校生活では、先生や友だちとの本気の対話を通じて、自分自身の考えや想いを言語化しながら深めていくことができました。自律する力を大切にする新渡戸文化では、自由に過ごす機会が多く与えられ、そこで何をするかは自分次第。もともと内向きな性格なので最初は戸惑いもありましたが、楽しい仲間や間違いや失敗も受け止めて面白がってくれる先生たちのおかげで、何事も「やってみよう」というマインドで取り組めるようになりました。高校での学びから「人と人がつながる空間や場をつくる」という夢が見つかり、リベラルアーツを実践する大学に進学。夢の実現に向けて、大学でも多様な価値観を持つ人との対話を大切にしたいと考えています。
将来の夢の探究できた
しあわせな時間
新渡戸文化短期大学臨床検査学科
探究進学コース修了 | M.Kさん
当初、先生と二人だけでスタートしたプロジェクト活動では、「好きなこと×SDGs」をテーマにたくさんのやりたいことを実現し、最終的にはメンバーも増えて後輩に受け継がれるクラブにまでなりました。スタディツアーでは臨床検査技師を目指していたこともあり、三重県の病院での実習を選択。他にも内部短大とのコラボ授業や高度な実習など、たくさんの貴重な経験をすることができました。高校生のうちから夢に向かって探究ができたのは、「やりたい」を最大限にサポートしてくれた先生たちのおかげ。新渡戸文化でのそうした探究の日々があったからこそ、大学での学びがより深いものになっていると実感しています。
わたしを大きく変えた
新渡戸文化での3年間
多摩美術大学美術学部統合デザイン学科
美術コース修了 | K.Nさん
新渡戸文化に入学したのは、中学生までの単調な日々から抜け出し、自律的に行動できる自分になりたかったから。最初は難しく感じることもありましたが、好奇心を頼りに色々な活動を行う中で、3年間で周囲にも驚かれるくらいに変わることができました。プロジェクト活動では、革製品をつくる際に出てしまう端材を利用し、ゴミゼロのキーホールダーを実現。ワークショップを開き、小学生などに想いを伝える経験もできました。将来の夢は、多様な人やデザイン、さまざまな視点などをつなぎ、問題解決ができるアートディレクターのような存在になること。そうした夢も現在の学びも、すべては新渡戸文化での3年間からつながっています。
失敗を恐れず、
挑戦できる自分になれた
城西大学経営学部マネジメント総合学科
フードデザインコース修了 | K.Tさん
高校生活で力を入れたのは部活動とコース授業。仲間の大切さを学んだ剣道部では、副部長として関東大会出場を目指して活動に励み、週末や夏休みなども練習に明け暮れました。コース授業では3年次に、コースの生徒をまとめるコース長に。新渡戸祭やスタディフェスタで飲食販売を行い、販売開始前から長蛇の列ができるなど、自分たちがつくった料理でたくさんの人を笑顔にし、イベントを大成功させることができたのも良い思い出です。新渡戸文化での3年間では、興味のあることに何でもチャレンジさせてもらったので、失敗を恐れなくなりました。将来の夢は飲食店の経営者。今はレストランでアルバイトをしながら、大学で経営学を学んでいます。