中学校 6ヵ年の学び 6 years of learning

中高6ヵ年の学び

新渡戸文化中学校・高等学校は、変化する社会においても生徒のたちの幸せを心から実現する学校です。
そのため一貫教育では、生徒たちが社会に出て幸せを創造できる人『Happiness Creator』になるための資質・能力を高め、一人一人が自ら考え自ら学べる「自律型学習者」として成長できる6年間を実現します。

中高6ヵ年のロードマップ

一人一人の好きなことや秘めている強みを引き出し、他者や実社会との関係から学びの価値観を拓き、主体的に課題を 見つけ行動につなげる、やりたいことを実現するためのプログラムによって、学ぶこと・共創すること・行動することが好きになる教育プログラムです。

生徒たちは一人一人が「学びの地図」を描きます。このことが、学園での自己実現だけでなく、進路や卒業後の社会でも役立つ「自分の羅針盤」となります。とはいえ、「学びの地図」は一度書くだけでは終わりません。
何度も書き直し、その時の自分と未来の自分を描くことで、自然と「メタ認知(自分を一歩引いて見る、俯瞰すること)」の視点が身につきます。

新渡戸では、6ヵ年を「発見」「共創」「自律」の3段階と捉えて学びをデザインしています。

「発見」の段階では、自分の「好き」と「社会の中の自分」を見つけられるため、多くの出会いを創出します。「卒業までに100人の大人に出会う」というモットーのもと、様々な社会で活躍する大人と出会うことで、「自分たちも社会の一員である」ことと、「好きを叶える力がある」こと、「社会を変える力をもっている」ことへの気づきを育みます。

「共創」の段階は、見つけた自分の「好き」や「想い」と異なるものに出会っても、ともに歩み、未来を創ることを目指す段階です。自分だけの道ではなく、「関わりの中での未来」を描けるよう、自分たちの学習をデザインしたり、活動を社会に提案したりするなど、実際の社会へのアクションの機会を多く創出しています。
そうして見つけた「他者との関わり方」は、利己的な想いの押し付けではなく、「誰も取り残さない未来」を描くものになると考えています。

「自律」の段階では、学校のプログラムを飛び出します。
「自分の描く未来」のため、自分や学校という枠を超えていきます。「好き」を叶えるための「自己と他者のマネジメント」を進めることで、自然と「自己効力感」や「未来へのモチベーション」につながり、進路実現へのエネルギーとなります。
 このような様々な段階の生徒が学校内にいることは、「良い背中を見せる」「良い背中を見る」という意味でとても重要です。
総合学園である新渡戸では、様々な年代との関わりが良い刺激となっています。

このように、自分の「好き」から「社会」との関わりを見つけ、「共創」と「自律」によって未来を実現する道を見つけることが、新渡戸の学びの特徴です。