7月29日から31日にかけて、高校1・2年生19名(美術コース・フードデザインコース・探究進学コース)が参加し、三重県熊野市二木島でコース・学年融合型スタディツアーを実施しました。現地集合型というスタイルを取り、夜行バスで現地入りする生徒もいました。さらに今回は地元の県立高校から4名、奈良県の高校からも1名が参加し、学校を越えて同世代が学び合う3日間となりました。

1日目
 二木島の海を愛する地元事業者のガイドのもと、スノーケリングを行い、海の環境調査を実施しました。海の美しさだけでなく、藻場や海洋環境の変化を自分たちの目で確かめました。暑い夏ですから、海に入るだけで気持ち良く、生徒たちは自然と笑顔へ。そして、地元漁師さんたちが地道にガンガゼ(棘に毒を持つウニの仲間)を駆除しているエリアに案内してもらうと、自分の身長以上に成長している海藻が繁茂し、大小様々な魚が泳いでいることがわかりました。一方、手の入っていないエリアは、ガンガゼだらけで、海藻は全くなく、海底が見渡せます。ここには全くと言っていいほど魚は泳いでいません。陸上では里山という概念がありますが、海にも里海という、適切な人の関わり方があることを体感しました。

   スノーケリングが終了すると、ガイドをしてくださった地元漁師さんを囲んで、自然なとおしゃべりへ。ここで受け取る地域の方の言葉には、都会では受け取ることができない価値観ばかり。生徒一人ひとり、真剣にメモをしながら聞いていたのが印象的でした。

 この日の夜のミーティングでは、帯同してくださっている東京海洋大学の教授と、心理調査の専門家からの講義を受け明日からの地域調査の心得を学習しました。
 さて、ここは漁師町。夜の19:00には静かになります。翌朝、定置網漁に参加する生徒たちは3:30に港に集合。生徒たちは、リーダーの2名を中心に、夕食と入浴を交互に済ませ、21:00前には全員就寝しました。