先日、小学校と中学校の給食にて「アイゴの甘辛揚げ」が出ました!
なんとこれはフードデザインコース1年生が考えたメニューです。

 

アイゴとは海藻を主に食べる植食性魚類の一種です。実は海水温の上昇などによりアイゴが増えて藻を食べつくして藻場がなくなる「磯焼け」が、海の大きな問題になっています。

 

高1フードデザインコースでは4月からこのアイゴについて学び、海の課題を小学生に伝えるために給食に取り入れてもらおうと給食メニューの試作を8班に別れて重ねてきました。
その中から選ばれた一品が、本日のメニュー「アイゴの甘辛揚げ」です。

 

2学期に入ってからはプレゼンの資料作成と練習を重ね、本日給食の時間に全員で小学校3年生以上の教室を回り、課題を伝えてきました。

 

小学生からは「おいしい」という言葉をかけてもらえて嬉しそうな生徒たち。
半年かけて1つのテーマに向き合い、ようやく発表の日を迎えることができました。メニューを考える楽しさと伝える難しさなど、多くのことを学ぶ貴重な機会となりました。