9/29(水)の高校クロスカリキュラムのフリーデザインの日を利用し、「旅する学校」の一環として、化学に興味を持つ生徒たちが光触媒技術を学ぶため、世界で唯一の「光触媒ミュージアム」へ見学に行ってきました。
光触媒は日本の藤嶋昭氏で発見された環境浄化技術であり、現在では全世界で使われている技術なのです。
酸化チタンなどが主成分の光触媒に太陽光や蛍光灯などの光が当たると、嫌なにおいがなくなる(消臭)、ウイルスや雑菌を殺す(抗菌・殺菌)、窓ガラスや外壁をいつまでもきれいに保つ(セルフクリーニング)、室内の空気をきれいにする(VOC除去)、鏡が曇らない(防曇)などの働きを示し、私たちの生活の中にすでに実用化されています。
最近では光触媒で空気中に浮遊する”新型コロナウイルス”の感染性を検出限界以下まで消失させることに成功との論文も発表され、これからの生活に欠かせない技術になりそうです。