実験教室ラボは〜科学とつながり、未来をつくる〜をサブタイトルに活動しています。このサブタイトルの背景には、様々な世代や立場の人と一緒に、科学に楽しみながら、未来での科学の活用方法を共に考えたいという想いも込められています。
そのためには、東京都内に留まらず、日本各地(できれば海外でも)実験教室を開催したいと常日頃から願っている、そんな団体です。
7月5日(土)、6日(日)の2日間、ついに東京都外での実験教室開催の夢が叶いました!
山梨県立科学館にて実験教室を開催するイベントです。
山梨県立科学館は甲府市にあり、名誉館長をノーベル賞受賞者の大村智さんが務めていらっしゃいます。
館内の展示やプラネタリウム、実験や工作を通じて、自然の不思議や面白さを解き明かすことのできる、とても楽しい科学館です。
参考:山梨県立科学館
https://www.kagakukan.pref.yamanashi.jp
実験教室ラボはこの科学館の一角をお借りし、「よりどりサイエンス屋台」と称して実験教室を開催いたしました。
内容は、実験教室ラボとしては定番の「ビー玉万華鏡」「尿素の結晶ツリー」「バスボム」の3種類について、一つ100円で体験いただけます。お好みの色や、模様の配置、香りなど、それぞれに創意工夫しながら、世界にひとつのオリジナル作品を作っていただく実験教室です。
初日の5日(土)は10:30から16:30までの6時間のイベントでバスボムの体験が90名、尿素の結晶ツリーが68名、ビー玉万華鏡が65名ののべ223名の方にご参加頂きました。
2日目の6日(日)は9:30〜14:00の4時間半実施して、バスボムが129名、尿素の結晶ツリーが68名、ビー玉万華鏡が57名ののべ254名の方がご参加くださいました。
実際にはご家族連れで、お子様の付き添いで複数の保護者様がいらっしゃいます。
生徒たちはそのような大人の方にも「科学に触れて頂きたい」という思いから解説資料をお渡ししました。
東京を離れたことで、お客様は学校の名前に捉われず、生徒ひとりひとりの立ち居振る舞いを見てくださいました。
都外に出たからこそ、生徒たちは個々人の意識や振る舞いが大切であることを学んだはずです。
やはり山梨県立科学館でイベントを行えたことは、大きな意味がありました。
終了後の今、生徒たちは達成感に満ちています。
そして、次に向けて意欲も増しています。
ひと皮向けた生徒たちは、次回の実験教室で皆さまとお会いできることを楽しみにしております。
次回は8月22日(金)、こども科学センター・ハチラボでお待ちしています!!