8月1日〜3日まで山形市蔵王体育館へ剣道部の合宿へ行ってきました。
この合宿は新渡戸文化だけではなく、早稲田実業中等部・高等部の剣道部とともに山形へ行ってきました。
現地では合同練習だけでなく、蔵王体育館を会場にして山形巡業錬成会を開催しました。東北地方の強豪選手たちが大勢参加して下さり、充実した錬成会になりました。
2日目・3日目はひたすら練習試合を行い、実践から普段の稽古を振り返りました。深く考えず反射的に動くのではなく、なぜ一本取れたのか?なぜ取られたのか?剣尖の位置は?構え方は?足捌きは?チームワークとは?などと一つひとつ問いかけ深く考えました。打って打たれて、参加者同士がお互いを高め合える環境になっていたと思います。今回の錬成会がきっかけで新たに繋がった学校もありました。
また剣道だけでなく、夜は花火をやって楽しんだり、空き時間に雑談したり、新渡戸文化生も早稲田実業生も自然に交流して、お互いに学び合えた3日間となりました。刺激になったと思います。
剣道の内容ももちろん大事ですが、合宿の意味はそれだけではありません。スケジュール管理、持ち物の管理、体調管理、先生や部員同士の報告・相談、食事の準備、体育館の準備や片付け、宿泊施設の方々のサポート、バスの運転手さんのサポート、そして送り出して応援してくださっているご家族の方々の存在。普段の生活を離れたからこそ認識できた「当たり前」です。そう言ったことに感謝をして、日常生活の中でも甘えずに過ごすことが大切です。そのために剣道があります。
今週末は中学関東大会、その後も日本各地での大会へ出場します。合宿を振り返り感謝の気持ちを持った剣士に成長しましょう。お疲れ様でした!