新渡戸文化高等学校の高校2年生・高校1年生が取り組む「二木島プロジェクト」が、2026年に開催された「第11回全国高校生SBP交流フェア」に参加し、全体で第2位となる表彰を受けました。
全国高校生SBP交流フェアは、高校生が地域の人や自然、歴史、産業などと関わりながら、地域の課題や可能性について考え、取り組みを発表し、互いに学び合う場です。2026年の交流フェアには、新渡戸文化高校の「二木島プロジェクト」も発表団体の一つとして参加しました。
https://mirai-otona.jp/

「二木島プロジェクト」とは?
三重県熊野市二木島を何度も訪れ、地域の方々と出会い、おしゃべりし、一緒に時間を過ごすことを大切にしてきたスタディツアーの1つから生まれてきたプロジェクトです。
二木島プロジェクトには、最初から決められた一つの活動があるわけではありませんでした。
漁村町として、今も残る産業にそっとお手伝いさせていただいたり、地域の散策を通じて、道でお会いできた地域の方との何気ない会話の中から、
「こんなことができたらいいね」
「昔はこんな地域の料理を作っていたんだ。もう一度食べてみたいな。」
「地域のお祭りを残していきたい」
そんな声を少しずつ受け取り、その想いを、生徒たちが高校生なりに、できるカタチにしていきます。
なので、二木島プロジェクトは「自分たちがやりたいことを地域で実現する活動」ではありません。
何度も地域を訪れ、話を聴き、関係をつくる中から、地域の想いを見つけ、それを一緒にカタチにしていくのです。

今回、参加した生徒たちは、先輩たちが気づいてきた地域との関係性を継承しながら、自分たちの成果を大きく見せるのではなく、
「二木島の皆さんが願っていることは何だろう」
「自分たちにできることは何だろう」
と考えながら動いてカタチにしてきました。

その姿勢こそ、私たちが探究を通して大切にしたい学びの一つです。
結果的に、今回の第2位という結果は、生徒たちにとって大きな励みとなりました。
先輩たちから続く、「再訪」の積み重ねた結果、今回の表彰がありました。

二木島で出会った皆さま、そして生徒たちの活動を見守り、応援してくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。
これからも新渡戸文化中高では、「何をするか」だけではなく、「誰と、何を大切にしながら学ぶのか」を大切にしながら、オリジナルの探究教育を育んでいきます。