実験教室ラボは10月27日(日)に「サイエンスアゴラ2024」のオープンスペースに
出展いたしました。今回で3年連続3回目の出展となります。
今年も東京大学生産技術研究所(以下、生研)の松山桃世准教授との協同企画で出展です。ゲストに生研で「自己修復プラスチック」を研究されている吉江尚子教授をお招きし、研究の最前線についてもお話いただきました。
グループワークの時間には、「医療」「食品」「家具」「服飾」などグループごとに決められたテーマの中で、カードゲーム「ひみつの研究道具箱」を用いて、「自己修復プラスチック」と生研の他の研究者の研究とを掛け合わせて、新しい技術を参加者に生み出していただきました。
90分間という長時間のワークショップにもかかわらず、参加してくださったお客様で席は埋まり、立ち見の方もいらっしゃるほどの賑わいとなりました。
終了後、実験教室ラボの生徒たちからは「生研の先生方がグループワーク中に来てくださり、参加者に新しい視点を投げかけてくださって発想を広げられて良かった」「昨年度を上回る完成度でイベントが行えた。参加者の方々が、他の方に遠慮することなく発言したり、笑顔を見せてくださったことが1番記憶に残った」「来年度も参加したい!」などの感想が出ました。
3年目のサイエンスアゴラは、場を楽しむことを最大の目標として準備してきました。イベントは笑顔に溢れ、生徒たちも楽しい充実した時間を過ごせたようです。来年のサイエンスアゴラ出場に向け、生徒たちはもう歩み始めています。今後の生徒たちのさらなる成長が楽しみです。
参考)
サイエンスアゴラ
https://www.jst.go.jp/sis/scienceagora/
ひみつの研究道具箱
https://cardgame.iis.u-tokyo.ac.jp/