2学期の探究進学コースは、いよいよ「探究活動」が本格化しています。
1学期や、夏休みまでの体験や学びを振り返り、生徒1人ひとりの探究テーマを設定しながら、それぞれの行動が活発化してきました。テーマ設定は、とても大変な作業です。
担当の先生たちとの面談や、仲間同士のサークル対話などを通じて、一人ひとりのテーマを決定していきます。
2021年度の高2・高1の探究進学コースのテーマの一部をご紹介します。
・SDGsを同世代に広げるためのアイデア
・SDGsの考え方は本当に正しいのかについての検証
・海洋ゴミの現状と、解決策の提案
・循環型社会を目指した企業との共同研究
・短大/臨床検査学科との人体に関する共同研究
・FSC認証の価値と普及に向けたアクション
・地方創生に向けた商品開発(夏休みスタディツアーの経験をいかして)
・ポストコロナ時代における都市型ホテルのリデザインの提案
・心理学アンケートの構築と実践
・英語検定に向けての徹底的な学習
・移民問題と高校生が向き合う などです。

今週は、これらのテーマを深めるために、グローバル 企業のオンラインセミナーを受講する生徒たちや、商品開発のために企業と打ち合わせをする生徒たちや、探究活動のための学習や情報検索をする生徒たちと、自分のテーマごとにそれぞれ活動しています。
活動の最後には、オンラインも活用しながら、校外活動をした生徒も、校内で探究活動をしていた生徒も、みんなでサークル対話をしながら、お互いの活動や学びから刺激を受けていました。(私たち教職員も、生徒たちから刺激をもらっています。)

小さな新渡戸文化の探究進学コースだからできる、一人ひとりの想いを大切にした探究活動です。
この活動の報告は、10月実施の学園祭である新渡戸祭でも発信する予定です。