高校スタディツアー 石巻
2日目

朝からフレンチトーストや明太チーズフランスを作り、自炊を頑張っています!

本日はこのスタディツアーのメインテーマである「古民家利活用」と「震災復興」について行いました。
実際に古民家まで行き、どのような活用方法があるのかを考えました。
元々は漁業に関係のある方が住んでいたようで、家が一軒、大きな倉庫が3つありました。
事前に写真で物件を見ていましたが、実際に足を運ぶことによってより想像が膨らんでいきました。
周辺の状況も見ることができ、建物だけでなく、立地からも何ができそうかを考えていきます。
生徒たちは物件を見ながら「これはこのまま使えそう」「こんなことができそう」「これをやってみたら面白そう」など話していました。

その後は大川小学校へ。震災遺構として今も校舎が残されています。
記録には、8.6mもの高さの津波が校舎に押し寄せて来たとあります。
裏山の方には、どの位置まで津波が来たのかが書かれた標識があります。
教員からの情報とパネルに書かれてある情報、そして校舎を目の当たりにして、生徒たちからはポツリポツリと
「8.6mって?この校舎が全部入る?」「怖かったよね、きっと」「校舎がこんなになるほどだったんだね…」「逃げられなかったのかな…」など言葉が出てきました。裏山の方にも行きました。
当時の状況を想像し、どうすることがよかったのかを自分たちなりに考えているようでした。