本校では昨年度より、3か月間ニュージーランドの現地校に通う「ターム留学」を実施しています。本日は、ターム留学に興味のある生徒・保護者向けに説明会を行いました。
今年度の説明会では、実際にターム留学を経験した生徒たちによる報告からスタートできたことが大きな違いでした。昨年度は、高校1年生3名、高校2年生4名がターム留学に参加しました。4月13日に帰国したばかりの生徒たちは、ほんのり日焼けした姿で一回り成長し、自信に満ちた表情で体験談を語ってくれました。
報告内容は、ホストファミリーとの生活、学校生活、友人関係にとどまらず、受験を控えた高校2年生が1月に留学する意味や、それに向けた学習アドバイスにまで広がりました。以下は生徒たちの声です。
「クラスメイトにはイギリス、フィリピン、インド、マオリなど多様なバックグラウンドの生徒がいて、スポーツを共通言語に仲良くなることができた。」
「英検準2級を取得してから留学したが、日常生活で英語に困ることはなかった。Japaneseの授業も履修し、日本に興味を持つ生徒と友達になりやすかった。」
「日本で取り組んでいるプロジェクト探究の材料を現地で集めたことで、日本との比較ができた。」
「留学を通して多文化に触れられたのはもちろん、日本の良さや改善点にも気づくことができた。」
「英語を学ぶには3か月は短いかもしれないが、留学して本当によかった。毎日学校の予習・復習に追われ、日本から持参した勉強はほとんどできなかったが、その分、授業を理解しようと努力したことが英語力向上につながったと思う。」
「これまでメディアや書籍でしか知らなかった異文化を、日常生活の中で直接体験できたことが、自分の視野を大きく広げてくれた。」
実際に経験した同世代の言葉は、参加者の心に深く響いたようでした。
説明会の後半では、フィリピン・スタディツアーについても主催の先生から紹介がありました。このツアーは英語研修というよりも、現地での課題解決や社会問題を考えることに重きを置いた、7泊8日の充実したプログラムです。
先生ご自身の体験談と熱いパッションに裏打ちされた紹介に、生徒や保護者も想像以上に刺激を受けたようで、会の終了後には「フィリピンツアーも行ってみたい!」という声も聞かれました。どちらのプログラムに挑戦するか、迷う生徒も多いことでしょう。
本校の国際プログラムは、着実に成長を続けています!