ガーデンにある楠に春風そよぐ小春日和の今日、本校の高校三年生たちが無事に卒業式を迎えることができました。

一人ひとりが校長先生から卒業証書を受け取った後に、校長先生からは、コロナ禍とともに入学した3年前から振り返り、「パンデミックに当事者として生きた3年間」の中で、豊かに生きることを諦めなかった卒業生たちに最大限の敬意を表したいという内容の式辞をいただきました。

卒業生代表の答辞は、コロナ禍で失った3年間を取り戻そうという思いも含んだ、11分という時間でした。高校生活の中で「学校に行く意味」を考え続け、下級生に向けて「対話の中で自分の進むべき道を」というメッセージを送ってくれました。

式後のガーデンでは、記念写真を撮りながら高校生活最後の日を謳歌する彼らたちに、春の訪れを待っていた桜が彩を添えていました。