高校3年生の選択科目「政治・経済」の授業で、東京弁護士会の弁護士の先生をお招きして、裁判員体験の授業を実施しました。
授業では、最初に裁判の動画を視聴して、その事件に基づいて、被告に「殺意」があったか、無かったのかについて、弁護士の先生のレクチャーのもと、ディスカッションをしていきました。
そして、「殺意」について、多数決を取り、続いて「正当防衛」なのかについての議論を実施しました。
弁護士の先生から、裁判員裁判は「被告の心の中をのぞかなくてはならない」「正解がない問題をどう解決するか」というお話を伺いましたが、同じ事件でも判断が異なる結果に、改めてそのことを実感しました。
生徒たちは、授業後にも弁護士の先生にお話を伺う生徒もいたり、とても興味を持って取り組め、先生からもお褒めの言葉を頂きました。普段から、正解のない問題などについて考えている成果が出たのではないでしょうか。
充実した時間になりました。
裁判員裁判は、高校3年生でも、18歳以上になると選ばれる可能性があります!