理想の教科書を作ろう

中高の英語の授業にエンゲージメントクラスというものがあります。そこではクラスや学年の枠を超え、英語の学び方やプロジェクト的な学習を協働しながら進めています。今年度の最後の授業では「理想の教科書を作ろう」と題して、生徒が教科書会社の方々や他校の先生方にアイデアを伝えました。教科書会社からは、三省堂から取締役社長の瀧本様をはじめ、編集部や執筆されている方々、また他校からも参観される先生方もいらっしゃり、総勢30名近い参観者となりました。

参観者からは「自作の教科書やスライドの完成度が極めて高く、会場でも生徒さんにお伝えしましたが、もっと言葉にして伝えればよかった!と振り返っております。子供の進路を選ぶため、中高一貫校を見学して歩いているところなのですが、新渡戸文化さんのように、年齢が離れた初対面の大人と、臆せず適切な言葉でスムーズにコミュニケーションを取れる学校はなかなかなく、生徒さんたち、素晴らしいと思います。
高校1年生と2年生を比較すると、英語へのモチベーションが2年生の方が高まっているように感じられました。日頃のご指導の賜物かと存じます。貴重な機会をありがとうございました」といった感想が聞かれました。教科書関係者からも、「生徒たちのアイデアに驚いた。今まで、生徒の声を教科書に活かす視点がなかったので、貴重な経験になりました」とお話しいただけました。中高生共に、アイデアを真剣に聞いてくださる大人との対話を通して、英語の教科書を通して、「英語の学び方」を深められたようです。
2枚目の写真は、オンラインでつながっているみなさんへのプレゼンです。ホールはいたるところでプレゼンが行われているので、音であふれています。ピンマイクを用いて音声をしっかり拾い、説明個所はボード、シート、タブレット、などの媒体を大写ししてお届けいたしました。ピンマイクはファインプレーでした。