高校1年の生物基礎の授業の様子を紹介します。
この日、生物基礎の授業ですが生徒は全力で「走って」いました…!
授業のテーマは「自律神経系のはたらき」です。
無意識下で体内環境を一定に保ってくれる「恒常性」の働きを実感する実験として、心拍数の変化を記録しました。
被験者の生徒は2分間のモモ上げダッシュ!
終了後は全員息も絶え絶えでしたが、少しずつ回復し、5分後には概ね安静時の状態に戻ります。
活動時は交感神経、安静にすると副交感神経がはたらく、その様子をグラフにまとめ、恒常性の仕組みを学習しました。
そして後半はそのコントロールをしている「脳」の観察。
ドッグフードとして販売されている鶏頭水煮缶を使い、脳を観察しました。
丁寧に開くことで見える脳の形は、私たちヒトとは少し違います。その違いがなぜ生まれるのかも含め、観察からたくさんの問いが芽生えていました。
実感を伴って学ぶ本校の授業、きっとこれからの生活でも「交感神経と副交感神経」のことを意識してくれることでしょう!