中学1年で、道徳授業を行いました。
NTBC、なんの略かわかるでしょうか…?
答えは「NITOBE COMPETENCY」です。
道徳の授業として、本校が大切にする自律型コンピテンシーやハピネスマインドについて考える時間。
今日のテーマは「多様な人がいる集団でみんなが気持ちよく過ごすには?」です。
中学1年生は入学して1ヶ月が経過しました。
小学校が異なる生徒が集まるからこそ、それぞれの価値観も違います。
「自分がされて嬉しいこと、友達がされて嬉しいこと」
「自分がされて嫌なこと、友達がされて嫌なこと」
このそれぞれが違うからこそ、衝突もあるし、うまくいかないこともたくさんあります。
NHK for Schoolの「ココロ部」の動画を参考にしながら、日常にある「集団」の在り方について様々な意見を交わしました。
「ルールをつくることは誰かの自由を奪っているんじゃないか?」
「それぞれがお互いのことを意識するしかないんじゃないか?」
「SNSの言葉だと、真意が伝わらないこともあるんじゃないか?」
様々な場面を想定して、生徒たちは自分たちの学校生活についても見つめ直す機会となりました。
衝突やトラブルが「起きなくなる」ことはなかなかありません。
それでも「お互いの意識で減らしていく」ことや、「起きた時にどうやって解決していくか」を、生徒たちも少しずつ学んでいっています。