中学校では、Nitobeコンピテンシーという新渡戸文化でつけてもらいたい力について学んでいく時間があります。今回の講師は小倉校長です。

今年度の大学入試共通テストの国語の問題を題材に、小倉校長が「情報の手に入れ方」について授業を行いました。

「情報を整理することで世界を明確にし、欠けている情報も明らかになる」

中学生にとって、大学入試の問題は簡単ではなかったかもしれませんが、生徒たちの興味をひきながら、小倉校長はわかりやすく解説していきます。

問題文に出てきた、硝子会社から、話が広がり、ガラスの魅力について、液体のようで、固体のような不思議なものだからねと探求的な話につながっていきます。

「ガラスは液体のような分子構造を持つ固体(アモルファス(非晶質)」

だからガラスは面白いのか、魅力的なのかと探究の入り口に立った生徒もいたようです。
この話の過程で、小倉校長が図書館の地下室に行って文献を探したことに触れられます。

探究の大切な心構えとして、情報を自分で取りに行くことは重要です。インターネットの情報だけでなく、図書館にもぜひ立ち寄ってみてほしいです。

問題文の読み方として、情報を手に入れ整理し、思考を広げていく体験ができました。