昨日から訪問している三重県の2日目です!

今日は朝南伊勢、阿曽浦でのタイ養殖の見学と定置網漁の体験から。
タイの養殖場では、友栄水産の橋本さんにお話を伺いました。魚の話だけに、まさに目から鱗。

“養殖”というと純国産、というイメージですが、実はエサが海外製なので食糧の自給率には入れられないそうです。また、陸での養殖、海での養殖がありますが、海での養殖はまさに自然との闘い。最近は黒潮の影響で海水温が上がり、大量に魚が死んでしまうことも…

それでも手塩にかけて育てたタイは絶品とのこと。愛情たっぷりにタイを見つめる姿は、とても印象的でした。

午後は二木島にて株式会社ゲイトのスタッフの方にお手伝いいただき、こちらも定置網漁を体験。スタッフの田中さんは、「女性でもできる漁師」をつくることを目指し、活動をしています。規模や距離、使う道具など、様々な工夫を考えて、女性でも気軽に漁師になれる未来を考えていました。
(取り組みの詳細はこちらの記事をご覧ください)

そして、今日の目玉はなんといっても、中学生へのライブ中継授業です。
午前中の橋本さんの話し、午後の田中さんの話は、そのまま生徒に届けました。

撮れた魚を見せると、生徒たちからも歓声。今年はできませんでしたが、来年以降ぜひ来てほしいですね。

ゴールは尾鷲市の須賀利。ここは高齢化率が85%以上で、映る景色の家は3分の1くらいが空き家だそうです。漁師も減っていますが、そこでとれる魚はやはり絶品。何を大切に残していくのか、何を伝えられるのか、考えることはたくさんあります。

明日は高校生に向けたライブ授業も予定しています!
また明日のご報告をお楽しみに!!