新渡戸文化中学校の授業の様子をお届けします。

今回伺ったのは、中学2年生の数学の授業です。
Happiness Hallという、可動式の机や椅子を動かし、自由にレイアウトを変えられる広いホールで行われました。

今回の授業のテーマは、「スタディツアー先のお土産の最適化ケースは?グループで一つ考えよう!」というものでした。
数値を使って「最適であること」の証明をし、それをグループでプレゼンしなければならず、自由度が高い分、難しい課題に思われました。
(スタディツアーの詳細はこちら→https://www.nitobebunka.ed.jp/study-tour/

ここで、学期末のアウトプット型テストのテーマも発表されました。
アウトプット型テストは新渡戸文化中学校独自の取り組みで、学んだことを知識確認型のテストではなく、小論文やプレゼンなどさまざまな形で、アウトプット・表現をするテストのことです。
(アウトプット型テストの実際の様子はこちら→https://www.youtube.com/watch?si=02_-v526MbjkSY76&v=46C7Fvyogn4&feature=youtu.be

その後、「最適とは?」というリーディングクエスチョンが示されました。
そこで出題されたのは、京都大学・大学院が研究している最適化に関する問題です。
「おやつの選択はどの組み合わせが最適?」という簡単そうな問いですが、大学院で研究している内容ですのでもちろん一筋縄ではいきません。
生徒たちはクラスメイトと話し合いながら計算し、さまざまな組み合わせを試していました。大学院の内容と言われても物怖じすることなく、素直に、自由に問題に取り組み、活発に答えを発表している様子がよく印象に残っています。

今回のブログはここまでです!
この授業の続きについては、次のブログでご紹介します。