4月23日(水)クロスカリキュラムの時間に、(株)マインドフルラーニング代表•高橋有希子さんをお招きして、高2のチームビルディングのワークショップを開きました。
事前に「学習「Self-Portrait™(学習スタイル診断)」(※)を受け、自己理解を深めるだけでなく、お互いの「違い」を発見したり、友人への見方や授業中の関わり方、コミュニケーションのあり方を見つめ直したりする機会になりました。
※ 「学習「Self-Portrait™(学習スタイル診断)」とは、米国の2名の教育学者によって開発された4つの理論をベースに開発されたアセスメントです。 学び方の特性・優位感覚や集中しやすい環境・興味・才能の違いを明確にすることができる。アセスメントを受けることで個人の学習法が明確になり、お互いが違う強みを持った存在であることを認識します。お互いの主体性、独自性を尊重し、より効果的にコミュニケーションをとれるようになります。引用:マインドフルラーニングHP)

 

クラスごとに気質(学びの特性)の数値順に並ぶワークでは、普段あまり関わりがない人同士が話すきっかけになっていました。クラスの前の方、後ろの方でその気質の強さが確認できるので、学習への取り組み方の違いが一目で分かり、「グループワークに参加しないのは、一人で考えるのが好きなんだな」「計画を立てるのは苦手だけど、アイデアを出すのは得意なんだな」など、お互いの顔を見ながら考えることができました。
また、困った時やグループワークの時にしてもらいたい対応を話し合うことで、「気質によって、みんなそれぞれ違う!」ということを再認識できました。生徒にとっても教員にとっても、授業や普段の声かけを考え直す機会になったのではと思います。

 

生徒の感想

 

「これまでなんで言われた事をちゃんと出来ないんだろうと思っていたけど、それは自分に合った学習方法じゃなくて他に興味が湧いているからだと気づけた。」
「自分だけ劣っていると思っていたことが、周りのみんなも同じことを思っていることが分かって、やっぱり正直に話すことってすごく意味のあるものなんだなと気づけました。」
「これまで人と話し合うことは仲がいい人同士じゃないと難しいのだろうと思っていたが、今回のことで人を知れて、話し合えると気づいた。」
「あまり相手の立場になって考えたりすることが無かったけど、違いを知ったことで、これからは相手の立場になって色々とやってみたいと思いました。」