待ちに待った徳島スタディツアーがスタートしました。羽田空港から空路で徳島空港へ。その後は徳島駅へ移動し、ローカル線で日和佐駅へ。
事前学習で映画『波乗りオフィスへようこそ』を鑑賞した生徒達は、この舞台の日和佐駅前で記念撮影をしました。
夕方から、株式会社あわえの吉田基晴さんの講話と対話へ。
・東京で起業して10年、ようやく仕事が増え赤字から脱出。しかし今度は人が集まらない。追い詰められた吉田さんが活路を求めたのは地方。
・「半IT×半○○」を旗印にサテライトオフィス設立、そして翌年の本社を田舎に移転。
・会社存続のために打った手だったが、そこから広がる仕事と人の輪。小さな会社から始まった日本の未来の形。
・自治体が抱える様々な悩みと、企業や個人が持つスキルを掛け合わせ地域課題をビジネスチャンスに変える。
・「サテライトオフィス」は地域に新しい人の流れや活気を生み出すとともに、企業の事業拡大にも寄与する取り組みであること。
・徳島県美波町という過疎地で起業し地元の皆さまの力を借りながらサテライトオフィス誘致をはじめとした各種地方創生関連業務を行っていること。
・地方の力で日本を元気にするために、この地で紡いだ「地方を元気にする処方箋」を全ての地域へ広めていく。
吉田さんの著書『本社は田舎に限る』。こちらが映画化されたのが『波乗りオフィスへようこそ』なのです。
講話は全員が引き込まれ、あっという間の90分。その後は生徒一人の感想や質問にもフルスイングで回答する吉田さん。
最高のスタートとなりました。