新渡戸文化中学校・高等学校では毎週水曜日に、教科の時間割を取り払い、1日探究活動を行う「クロスカリキュラム」という時間があります。

<参考記事>
●NHK首都圏ナビ “教えない授業”がある学校 「好き」に向き合う新渡戸文化学園
2021年4月22日
https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20210422a.html

さて、中学校では今年度、子どもたちの「好き」をもとに、5つのラボに分かれて活動しています。NFL(Nitobe Future Labo)は社会の第一線で活躍する方々との共同研究を大切にしているラボです。その中で、新渡戸文化中学校のクロスカリキュラム史上初めて「生徒が企画する探究」が生まれました。企画した中学2年の生徒は、「自然との触れ合いが少ない都会で、改めて自然の大切さをみんなで探究したい」という願いから、6/29に東久留米市に流れる落合川にフィールドワークに行ってきました。事前学習から、現地の専門家との調整、実施、事後学習までほとんど先生の力を使わず、生徒自身で企画運営をしました。フィールドワークでは荒井和夫(東久留米川クラブ代表)、竹内秀夫(日本自然保護協会 NACS-J自然観察指導員)のご指導のもと、絶滅危惧種や外来種の学習や、都会で自然を守っていく活動について学びました。東京とは思えない清流での川遊びも格別でした。2学期はこの学びを新渡戸祭での発表につなげていく活動を引き続き行います。新渡戸祭での発表が楽しみです。