先日の日曜日、中高生の有志で多摩川の加工「殿町干潟」にて、干潟の生物観察を行ってきました。
この日は複数の学校が参加して、砂地や葦原(あしはら)にいる生物を探しました。

天気が良く、風もとても気持ちい中での生物観察は最高でした!
総勢60名近くだったため、短時間ではありましたがさまざまな生物が見つかります。
(もちろん、生き物はリリースし、堀った砂や動かした石は元に戻しています!)

ゴカイやさまざまな種類のカニなど、日常ではなかなか見ることができない生物もたくさんいました。
干潟は、「生態系サービス」という観点で非常に重要な場所です。
栄養分の多い川の水と、海の水が混じり合い、広大な砂地に生息する生物たちによって水質の浄化が行われます。
多くの生物の棲家となるからこそ、重要な機能も持ち合わせているのです。
そのため、湿地などとともにラムサール条約で世界的に保護されている場所でもあります。

観察会では、そういった専門的なことについても学習。
単に「見て楽しむ」だけでなく、「学び、自分と繋げる」ことも大切に。

体験から学ぶことを大切にしているからこそ、フィールドワークにもたくさん行って欲しいなと思います!