「あまてらす」
10/31月 東京国立博物館・法隆寺宝物館前庭

国際的に活躍される美JAPONの公演ファッションショーにてご縁あって、空間演出に携わる機会をいただきました!
こんな舞台は、その道に携わっていてもなかなかない機会だそうです。

竹あかりの制作を限られた時間で進めるため、今日はデザイナーの小林栄子さん、画家の大和田いずみさん、
総合プロデューサーの渡辺克己さんにお越しいただき、方向性やデザインの在りかたについて、対話会を開きました。

司会進行も自ら引き受け、それぞれ現段階での想いを胸にプレゼンを始める高校1年生。
対話を重ねていくと、想像以上に考えなければならないことが露呈してきて、眼差しは鋭く、姿勢は前のめりに。

「自分達のアイディアが一人ひとりの個性を出す自由な作品ではなく、そのテーマに沿ってみんなで考えていかないといけないことに気づきました。そして、テーマを最大限生かしつつ、それをみた相手がどう感じるのかも考えることで、本当に新渡戸ならではの作品を生み出せるのかなと思いました。」

「ただ作るというだけでなく、見る人の想像力を引き立てるようなものにすることや竹の自立の問題、配置、水面にどう映るかなどの問題、テーマに向けて神秘的・神々しいについても自分達でもう一度考えたい。」

「穴を開けることしか考えていなかったが、引き算や竹そのものの美しさ、描けるイメージもあることに気がついた。」

子どもたちの様子を見ていて、御三方からは「あのプレゼンはみんな自分達で工夫したの?すごいわね」

「あの発想は面白い!なかなかない視点がある。そして、私たちの話を本当によく聞いてくれていたのがわかる。そこから修正・調整して再度こういう提案ができるのはすごい。」

有意義な2時間を過ごし、チャイムの後にも質問に残る子どもたち。
これからがワクワク楽しみになりました。
タイトなスケジュールですが、精一杯可能性を伸ばして行動したいです。