1月22日(日)に中野サンプラザにて、第45回東京地区剣道少年団研修会の作文発表会が行われました。
この会は道場連盟が主催されている、剣道を通して学んだことを作文にして、剣道の意義を考えるとても重要な研修会です。新渡戸文化中学校剣道部のメンバーも作文を書き、応募しました。そして、東京都予選会で5名が選ばれました。
選ばれた5名は年末から自分の文章を読み直し、自分の剣道に対する想いや考えを整理しながら、発表の準備を進めてきました。原稿を覚えるだけでなく、声の大きさ、表情、間の取り方など一つひとつ考えながら練習を重ねました。
研修会では優良賞・優秀賞・最優秀賞が決まります。新渡戸文化からは優良賞と優秀賞の合計2名が選ばれました!惜しくも最優秀賞には届きませでしたが、5名それぞれが素晴らしい発表をしてくれたと思います。
日々稽古を重ねていると、強さを求める気持ちが強くなり、大人も子どもも剣道をやる本来の目的を見失ってしまうことがあります。このような研修会があることで、剣道という武道の存在意義を考えることができます。選ばれた作文はどれも素晴らしい内容で、参加していた大人へ剣道や人生を問いかけ、考えさせていました。
新渡戸文化では「なぜ剣道をやるのか?」という問いを大切にして、自分の剣道の確立を目指しています。稽古で技術・気持ちを鍛えて、自分のスタイルを確立し試合で試す。その繰り返しで心も体も成長します。「結果を求める」という考えの土台に何があるのか?そこを忘れずにもっと精進していきましょう!