7月24日(月)と25日(火)に東京都中学校総合体育大会剣道大会が東京武道館にて行われました。新渡戸文化からは男女団体と男子個人1名、女子個人4名で出場しました。
まず男子です。個人戦・団体戦ともに残念ながら一回戦負けという結果でした。昨年から都大会出場を目標に頑張ってきた選手たちは、最後の大会で都大会への出場権を獲得できました。試合では、ケアレスミスで一本取られてしまうケースも見られ、まだまだ改善の余地はありますが、初心者・経験者関係なく受け入れて、伸び伸び剣道をやっている良いチームでした。最後は中3の先輩から一言いただき、ありがとうございましたの拍手で締めくくりました。
続いて女子です。まず個人戦では残念ながら思うような結果は出ず、最高でベスト16までとなりました。選手それぞれに戦える技はあるものの、個人戦でもしっかり勝ち上がれるような地力と戦い方を身につけられるような稽古をしていく必要があることが浮き彫りになりました。そして、女子団体戦ではついにベスト4の壁を破り、初めての決勝進出となりました❗️残念ながら決勝戦では及ばず、全中出場は逃したものの、新渡戸文化剣道部史上初の都大会準優勝という結果です。チームメンバーには本気で優勝を目指すために、昨年の夏から声をかけ、この大会に向けて準備をしてきました。個々の実力だけで勝つのではなく、チームワークを意識してチームで勝つこと、そのために必要な練習は何かを考え、様々な錬成会へ出向いては失敗を繰り返し、自分の課題に向き合い、ときに周囲の声や自分自身の声に疑心暗鬼になりながら、成長し突き進んできました。振り返るとこの大会で勝ち上がるためには、間違いなく全ての選手が必要でした。
新渡戸文化剣道部では選手の気持ちを大切にします。しかしそれと同時に、現実もしっかり伝えます。その上で今の自分にできることを考え、その幅を広げるための稽古と、その力を全力で発揮するための勇気を与えます。客観的な視点で自分と周囲を分析し、自分にできること、やらなければならないことを考え実行できる大人になることを目指しています。まだまだこれから成長していく部活だと思っています。今回の結果を踏まえて、次は関東大会に向けて準備を行いたいと思います。
選手の皆さんお疲れ様でした❗️そして女子団体の準優勝おめでとうございます❗️