新渡戸文化中学高等学校では、カリキュラムの延長上に子どもたちが「選択できる」スタディーツアーを計画しています。海外を含め、多様な場所から行きたい場所を選び、リアルな社会から学ぶことを、日々の学びにつなげていく計画です。
今年度は残念ながら、海外のスタディーツアーは実施できません。しかし、生徒たちはオンラインという手段を手に入れています。そこで、フィリピン、インドネシア、ザンビアの3カ国の同世代の子どもたちと新渡戸の中高生の希望者約80名がオンラインでつながりました。文化の違いやお互いの関心の交流では、自然にお互いが笑顔になります。2日目には、お互いの文化の違いから社会問題にも踏み込みました。生徒からも「日本とフィリピンのゴミに対しての意識が異なっていると思いました。日本も一人一人が意識できるような対策を私たちが考えていくことが必要だと思いました。全ての国の問題はSDGsと繋がっていると改めて考えさせられました。今後も学校の授業でも活用して行きたいと思います」(中1)といった感想が聞かれました。オンラインはどこでもドア。遠く離れていても、オンラインでつながる可能性をさらに広げていきます。