演劇コミュニケーションの授業では、授業内でアウトプットテストを行いました。
演劇のテストってどんなことするの?と、みなさん気になりますよね!
今日はそのテストの内容をご紹介します。

【課題】
30分間で1つの演劇を作成してください。下記の要件を満たす作品にしてください。
・シチュエーションは職員室です。
・立場が違う人を必ず登場させること。(教員、校長、保護者、生徒など)
・登場人物の中に必ず何かしら問題を抱えている人を登場させること。
・「リップクリーム」という言葉をどこかに入れ込むこと。

【ルール】
・必ず全員が活躍すること。
・全員が同時に手をたたくことでシーンを終わること。

さて、あなたならならどんな内容を考えますか?生徒たちは課題を渡されてからたった30分で、短い演劇をつくりあげなければなりません。

2学期のテーマは「協働」でした。協力して新しいものを生み出すことは、大人にとっても難しいことです。
どんな声掛けをすればいい雰囲気で創作することができるのか?
どうすれば全員のキャラクターの違いを活かして、全員が活躍出来るのか?
どんな話し合いをすれば全員がスト―リーを理解して、合意しながらすすむことができるのか?
この課題への取り組みを通して、協働に必要な要素に少しずつ気づいたようです。本番当日の今日は、「いいね!」「ナイスアイデア!」「こうしてみたらどう?」が飛び交うクリエイティブな空間が生まれていました。

「ひとりでは決してできないことも、人と力を合わせると楽しく乗り越えることができる。」そのちからを実感できる、勇気をもらう時間となりました。