2月16日(金)に中学3年生の国語授業にゲストティーチャーをお招きして、対談形式の授業を行いました。
中学校最後の単元となった今回の授業では、卒業という人生の節目を迎えた生徒たちに、どのように生きるのか?を問いかける内容です。多くのキーワードがありましたが、「自由」「責任」「価値創造」「支え合い」の四つに絞り、理解を深めるために具体化して考えました。
その上で実社会ではどのように捉えられているのか?という問いの一つのモデルとして、フリーランスで活躍されている岸本優樹さんをお招きして、対談を行いました。自由な社会で独立して仕事をされている岸本さんの言葉には現実味があり、それをポジティブに捉えて行動していることがわかりました。
授業後の振り返りでは「自由とは現状に満足せず、自分のやりたいことを絶えず追求し続けること」「誰かに託されたことに対して、ちゃんと応えるという責任を果たすことで支え合いになる」「価値創造とは周囲よりも少しでも完成度を上げることだけでなく、あえて周りがやりたがらないことをして、差別化をするということでもある」といった言葉が出てきました。
抽象的な言葉を具体化して考える中に理解があります。今回の学びをこれからの人生で一人ひとりに具体化してもらいたいです。