高校2年生の選択科目には、「演劇コミュニケーション」という授業があります。
みなさんは、演劇の授業というとどのようなことをイメージしますか?
この授業では、他者との協働が必要な「演劇」のワークショップや表現活動を通じて、自分の身体や心に向き合い、他者に耳を傾け、自分、そして仲間とだからこそ生まれる表現を探していきます。


今年は特別ゲストとして、ウクレレお守りシンガーのゆかリーナさんをゲストにお招きしました!


ゆかリーナさんは、ご自身の幼少期や、子育ての経験から、音楽を軸とした表現活動に加え、多様な方が安心して過ごせる場づくりなど幅広く活躍されています。そして何より言葉に愛があふれていて、パワフルな行動力をもつ素敵な方です!


今回の授業では、一緒にセルフケアストレッチや呼吸法を通じて心身ともにゆるみ、最後には「大切な人にむけての手紙」に即興的にメロディをのせることに挑戦しました。


人前で歌うことに緊張する生徒たちでしたが、ゆかリーナさんが生徒達に寄り添いウクレレでそっと背中を押してくださったことで、各々が自分なりの表現に挑戦し、お互いに褒め合う温かい空間になりました。
(教員も最後に歌ってみたのですが本当に緊張しました笑)


ゆるむことで場の安心感が増し、普段とは違った生徒たちの表情や表現に出会うことができました。自分を真摯に受け止めることができる・受け止めてくれる仲間がいる安心した場だからこそ、私たちは自分を表現でき、そしてその表現が共感や想像力を連鎖させていくのだと感じました。


2学期もゆかリーナさんからいただいた宝物のような経験を胸に自分たちの「表現」を探す旅にでかけます!スタフェスでの発表もありますのでぜひお楽しみに!