先日、1年間の学びの集大成を発表する「スタディフェスタ」という行事が開催されました。クッキングコースの生徒たちは自分たちが作った料理をその場で販売する予定でしたが、コロナ禍でオンライン開催となったため、別の日に料理販売だけを行わせてもらいました。

1年生と2年生で5チームの出品。食品ロスを扱ったチームは「カレー」と「乾パンスイーツ」、基本の調理法「蒸す」を扱ったチームは「しゅうまい」、製菓店とのコラボ開発からは「マフィン」、和食文化からは「大福」。いずれも1年間学んできたことを形にしたものばかり。この日のために何度も何度も試作を繰り返して、よりおいしいものを作る努力を重ねてきました。

販売時間は20分。売れるかどうか不安の中スタートした販売会でしたが、何と開始10分ですべての商品が売り切れました。思うような味にならなくて途中で気持ちが萎えてしまうこともありましたが、完売することができて生徒たちは達成感に満ちた表情をしていました。この経験を新しい学年の学びにつなげていかれたらと思います。