中学校では学期に1回オンラインで海外の中学生とつなぎ、文化交流をしています。

今回は、フィリピン、インドネシア、ネパール、台湾、パキスタン、インドの6カ国の中学生と交流しました。緊張しながらも、お互いに自己紹介やアイスブレイクのゲームを楽しむことから始まり、最後はお互いの文化を紹介しました。

日本文化では、「家紋」を英語で説明することに挑戦した生徒がいました。相手の国の中学生も日本語に挑戦する生徒もいたようで、「海外の生徒が頑張って日本語を話してくれた時、みんながリアクションしていないことに気づき、よくできてるよ!すごいよ!大丈夫だよ!」 と言うリアクションをとってあげたら、とても安心した様子で喜んでいました。自分が話せているか自信がないのは、日本の生徒と変わらないんだなと言うことを実感して、勇気が出ました。

「これからも、海外交流を活用して、英語力と自信をつけて行きたいです」といった感想が聞かれました。今の中学生が社会に出る10年、20年後は、日本の少子高齢化、人口減少はますます進んでいることが予想されます。おそらく、今回交流したアジアの人たちとも一緒に仕事をする機会も当たり前になるでしょう。今回交流した相手国の子どもたちの英語力を「すごいなあ」で終わらせず、将来一緒に働くにはどんな英語力が必要か、どんな努力が必要か、ぜひ考えてほしいと思います。