新渡戸文化中学校の卒業式を、本校大体育室で行いました。

参加した在校生や教員たちは、堂々とした卒業生たちの入場に頼もしさを感じました。

一人ひとり呼名による卒業証書授与が終わると、校長先生からの式辞がありました。

メッセージは「無理」と「無茶」についてでした。

「無理を繰り返す自己破壊」を成長というなら、無理に挑戦し、継続することで力をつけ、今の自分を越えていける。しかし、「無茶」はダメ。自分を傷つけ、周りに迷惑をかけることになる。「無理」と「無茶」の違いをどう判断するか。それは自己分析が前提で、今の自分とこうなりたいという自分を知ることが必要。自分を一人で見つめる時間も必要だが、他人との関係の中で見つめることも必要。「無茶」はダメだが、無茶を小さな「無理」にして乗り越えることはできる。一人でやるには「無茶」でも、みんなで小さな「無理」として取り組むと達成できる。日々の学校生活の中で、そうしたやり方に気づいるのではと思っている。

「無茶」から「無理」へ、普通にそれができることで成長しているという。”無理”と決めつけずに、チャレンジしてほしい。

 

その後の送辞では生徒会長が、W=ディズニーの言葉を引用して卒業生へ感謝と励まし、そして卒業生から在校生に託されたことへの決意を言葉にして伝えました。

送辞に対する答辞は、卒業生代表が凛としたたたずまいで、3年間の学校生活で培ったスキルぞ存分に発揮したプレゼン力が伝わってきました。

また、在校生たちは、保護者や教職員よりも先に、卒業証書授与では惜しみない拍手を送るなど、いい雰囲気づくりをしてくれました。

総じて、とても清々しい卒業証書授与式となりました。