3日目の午前中は、選択式のプログラムで、藍染体験と梅ジャム作り体験でした。

和歌山の特産物の代表でもある梅。暑い夏の下でお湯を沸かして梅を煮るなど、なかなかハードな内容でしたが、無添加のおいしい梅ジャムができました。生徒の中には、都合でこのスタディーツアーに不参加になったクラスメイトの分まで作る、心遣いを見せてくれた生徒もいましたまた、
また、なぜ和歌山県日置川で藍染なのか?ですが、実は日置川は上質の藍草が取れる名産地で、昔は盛んに藍染が行われていた経緯があり、体験しました。まずデザインを決めて染めていきます。液につけては、しぼり、取り出して空気に当てる。みるみる色が変わっていきます。染め方も、染める回数を減らす場所を作る、絞りに工夫を付けるなど、無限の可能性を秘めた創作デザインのすごさも知ることができました。

お弁当ランチをはさんで、午後はカヌー&SUP体験を行いました。清流でないといない「カジカガエル」がいる日置川。暑い中での川のアクティビティは、水分補給を忘れるくらい(ちゃんと水分補給しました)夢中になっていました。

その後は最終日のBBQに登場するであろう、天然ウナギを獲るための餌の魚釣り。バンバン釣り上げる太公望が出現する一方、一匹も釣れずに時間ギリギリまで粘る生徒もいました。

こうした体験を通して、和歌山の川や特産、生物などの自然に生かされている環境を経験した生徒たちの、最終日のプレゼンテーションに何が出てくるのか、楽しみです。