子ども園の年長さんが夏のイベントでカレー作りができるようにと、高3生が料理を教え始めて4か月。ついにイベント当日を迎えました。

当日は38名の年長さんが新渡戸キッチンに集合。高校生から習った包丁の持ち方、野菜の切り方を思い出しながら一緒に夏野菜のカレーを作りました。

最初の頃は包丁を持つのも野菜を切るのもおっかなびっくりだった年長さんたちも、怖がらずに料理をすることができるまでに成長し、テキパキと野菜を切っていきます。小さな子どもたちへの接し方にとまどっていた高校生も今ではすっかり子どもたちの先生です。

「どうすれば子どもたちにわかりやすく伝えることができるか」「時間配分はどうすればいいのか」「安全面に気をつけるにはどうすればいいのか」など、子ども園の授業の後は毎回ふりかえりをしながら、試行錯誤を繰り返してきました。

「今までありがとうございました!」という子どもたちからのお礼の言葉をいただき、高校生も達成感に包まれた表情に。校種を超えた交流ができるのも総合学園ならでは。今後も交流を続けていきたいと思います。